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最近,妻がずっとイライラしていて、家に帰りたくないんだよね。
そんな愚痴を聞くことも少なくないんじゃないでしょうか?
この記事はこんな人にオススメです。
- 最近妻が常にイライラしている
- 妻の怒っている理由がわからない
- 子供を産んでから妻が変わってしまった
- これから子供が生まれるので産後に起こり得る妻の心理を知っておきたい
日本の離婚率は
2020年の日本の離婚件数は19万3251組、離婚率は1.57でした。
ちなみに2019年は20万8489組、離婚率は1.69で少し減少していますが、それでもやはり多い印象を受けますよね。
離婚率=年間離婚届出件数÷日本人の人口数(各年10月1日時点)×1000です。人口1000人当たりの離婚件数の事を離婚率と言います。
同居期間別離婚ランキング
ちなみに同居期間別の離婚期間ランキング(2019)では5〜10年がトップの20.6%となっており、子供の有無でみると、子供がいる世帯の方が離婚件数が多いことがデータとして出ています。
1位 | 5年未満(6万3826件) |
2位 | 20年以上(4万395件) |
3位 | 5〜10年未満(4万49件) |
離婚原因は?
離婚原因は夫、妻ともに1位が性格の不一致が毎年多く報告されているようです。
男性 | 女性 | |
1位 | 性格が合わない | 性格が合わない |
2位 | 精神的に虐待する | 生活費を渡さない |
3位 | その他 | 精神的に虐待をする |
4位 | 異性関係 | 暴力を振るう |
5位 | 家族親戚と折り合いが悪い | 異性関係 |
妻のイライラと女性ホルモンの関係
私は現在、医療系の仕事に携わっていて、以前女性の産前産後のホルモンバランスによるいわゆる産後クライシスの状態について調べる機会がありました。
例えば、妊娠中に大量に分泌されていたエストロゲンや、プロゲステロンが産後に減少し、オキシトシンの分泌が増えます。
そのオキシトシンに子供を守るために自分以外の人に攻撃的になってしまう事もあるといった事もよく言われている事です。
自分自身調べていて、なるほどなー!と思う事が多かったのですが、では具体的に夫のどのような言動に腹が立ち、その時にどうして欲しいか。
という具体的な内容まではいわゆる医学的な本には載ってないんですよね。
でも今回Kindle Unlimited ヘビーユーザーの私がKindleのカタログチェックをしている時に出会ったのがこの本でした。
漫画でわかる妻の事
タイトルに惹かれたのと、漫画が好きで読みやすい。という理由で興味本位で読んでみました。私は女ですがとても漫画部分に共感を覚えてサクサクと読み進めていってしまいました。
2組の夫婦とそれらを取り巻く人達が見る夫婦の形がわかります。
「あるある!」と思う内容ですが、それをスルーしておく事のリスクを知ることができますよ。
登場人物の一成が本当にダメな夫なんですけど、でもこういう人っているんだろうな。
あなたは大丈夫ですか???
本の紹介
【監修者】根元裕幸 【発行人】坪井義哉
ページ数 | 210ページ |
出版社 | カンゼン |
監修者の根元裕幸さんは心理カウンセラーで、講師、作家としても活躍されています。
ジャンルは浮気、離婚など夫婦関係など多岐に渡りたくさんの著書があり、監修もしておられます。
チャプター紹介
・Chapter 1 :「子はかすがい」は、今は昔・・・
・Chapter 2:夫には結婚も家庭も他人事?
・Chapter 3:妻と良好な関係を築ける夫の秘密
・Chapter 4:夫の有能な教師は「妻の不在」?
・Chapter 5:幸せの鍵=コミュニケーション
・Chapter 6:げに悩ましきは「他人のものさし」
・Chapter 7:初心に戻ると見えてくるもの
まんがでわかる妻のこと
この本を読んでわかること
よくある妻のイライラの原因を具体的に漫画の会話形式で知ることができます。当たりまえのように思っていた夫婦関係を見つめ直し、『共同生活者』として良い関係を築いていくための方法がわかります。
本の構成
チャプターごとに、漫画で具体的な夫婦の問題点を取り上げ、その後に文章で考察・解説をするという流れになっています。夫婦の危機チェックポイントも記載してくれています。
この本の印象的だった部分
妻が常にイライラしていて面倒くさい
そう呑みながら友人にグチを言う一成。
「俺が何をしたっていうんだ!」と愚痴る一成に、すかさず友人の健人が「逆に何もしなかったんじゃないの」というセリフが鋭くて印象的でした。
ほんと、そう!って声が大勢の女性から聞こえてきそうです。
夫婦にとっても「子はかすがい」にはならずに、その逆である。という真理が書かれています。
まとめ
夫婦の問題においては、どちらかが悪い。という事でな無いものだと私は思っています。
お互いに気持ちよく過ごせるだめの努力が夫婦にはある一定数必要です。
昨今テレビなどでは結婚をネガティヴに捉えがちで、そのような風潮を危惧しています。
今回の本は男性側から歩み寄るような内容ではありますが、男性の気持ちの持ち方次第で家庭が女性が変化できるとしたら漢冥利につきるのではないでしょうか?!
是非結婚をネガティヴに捉えずに、夫婦で歩み寄って生きていきたいですね!